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それは、夕食の時間の出来事だった。


家の前が何やら騒がしい。
どうしたのかと思っていたら、お隣の奥さんが戦業主婦を呼んでいる。
急いで玄関を出てみると、お隣の奥さんが知らないワンちゃんに首輪をしようとしていた。

旦那に手伝ってもらい、何とか首輪をしてみたが。
リードまで付いている。
迷い犬というよりは、脱走したワンちゃんみたいだ。
でも、プレートや名前など、手がかりになるような物はなにもない。

『どこのワンちゃんでしょうね?』
「見た事ないわー」
『どうしましょうか?』
「とりあえず、飼い主が探してはるかもしれんし、しばらく置いておこうか」

そんな事になって、近くの集会所の前につないでおく事に。


30分ほどして、戦業主婦の夕食が終わったので、ワンちゃんを見に行った。
この季節、雨が降ったりやんだりする。
ワンちゃんは、少し雨にぬれて寂しそうだった。
持ってきた牛乳をあげると、元気に飲んでくれた。

このまま朝までつないでおくのは可哀想だったので

ワンちゃんの飼い主を捜せ!

大作戦のはじまりはじまり~!


まずは救援部隊『旦那』を呼び出す。
旦那にリードを渡し、戦業主婦は息子を抱いて、いざ出陣!

町内を一周する事に。
暗くなってきて、近所を確認する事もままならず。

『リード放したら、帰って行くかな?』

犬には帰巣本能があるらしいので、試してみる事に。

放してしばらくはこっちを見ていたが、そのうち走り出した。
追い掛けてみたけど、追いつけなかった。

「帰ったんかなぁ?」
『帰ったんやろう』

よくわからないまま、戦業主婦たちは家路についた。

「前におったりして」
『あー、案外いたりするかも』

そんな事を、気軽に言っちゃいけません。









本当にいましたよ…





戦業主婦の家の前で、私達の帰りを待っていたようだ。

「お前家帰れよ…」
『ワンちゃん、お家どこ?』

仕方ないので、もう一度回ってみる。
同じようにしても何なんで、今度は犬を飼っているお家の方に聞いてみる事に。

が、見事玉砕。

とりあえず、役場に連絡してみようという事になり、電話してみる。
宿直の方が出てくれて、保健所に電話してみるように言われる。

あまり気がすすまない…

しぶしぶ電話をかけてみる。

プルル…

コールが鳴ろうとした



まさにその時!!!




戦業主婦たちの前から1台のバイクが。


『あああああ、うちの犬なんです!探してたんです!?』


飼い主の方だった…。
探してみたけど見付からないので交番に行ったら、閉まっていたらしい。
で、一回帰って相談しようとしたところに遭遇したらしい。


「よかった~」
『ありがとうございます。夕方、親父が散歩してる時にフンの処理しようとして手を放したら逃げられたらしいんです…』
「あ、なるほど」

もう、お互い苦笑するしかなかった。
その逃げられたであろう映像が、ものすごく鮮明に想像できたので尚更。


『後日御礼にお伺いします』
「いやいや、そんなたいした事じゃないんで」
『いえ、そんな。ほんと、助かりました』
「ワンちゃん、よかったねー」
『ほんとにありがとうございました。失礼します』

ものすごい低姿勢なお兄ちゃんで。いい事をしたな~と。

これにて、ワンちゃんの飼い主を捜せ!大作戦は終焉を迎える。
感謝という栄冠を手にして。







追伸
後日、本当にお兄ちゃんが御礼に来てくれた。
シュークリームとクッキーは、おいしくいただかせてもらいました。
あ、お隣の奥さんにもお裾分けしました。
ごちそうさまでした。

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2006.07.16 / Top↑
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